転職時「90日間の壁」を乗り越える4つのコツ

新しい会社との雇用契約を結び、退職手続きも無事済ませたあなた。 次の仕事が始まるまで休暇を楽しみつつ、転職先での仕事を心待ちにしていたはずです。 モチベーションも高く、新しいスタートを切るまでワクワクしていたことでしょう。

ところが問題は研修後。配属先・仕事内容を把握する段階からですよね。

近日販売予定の製品、進行中のプロジェクト、事業の見通し等、把握することは山積み。 しかも主力メンバーは2日前に退職、さらにはもう一人の同僚も辞める予定だと知らされたり、極め付けには担当顧客がサービスに満足していないことが明らかになるなど…

こんなとき、一気にあなたに仕事の重さがのし掛かってくるはず。

90日間の壁…つまり転職先で始めの3ヶ月間は、あなたの溢れかえるようなモチベーションややる気が、ドン底まで下がる期間です。

私は200社以上のスタートアップ企業を顧客としてきました。 その経験から、私の紹介するプロフェッショナル人材の多くは、責任ある役職に就くことが多く、彼らの業績も事業に大きく影響すると把握しております。

実際、スタートアップ企業での役職は、すばらしい刺激や、自己実現・達成感を得る機会をもたらしてくれます。 しかしスタートアップに転職する際、多くの人は仕事に対し、間違ったマインドで仕事に取り掛かってしまうのです。 また、転職先で起こることに対して、精神的に準備できていないこともあります。

だからこそはじめの3ヶ月間は、多くの人が状況に適応していくのに苦労しながら、乗り越えていきます。あるいは、最悪の場合にはそのまま辞めてしまうことだってあります。

転職先の仕事が厳しいと感じたとき、モチベーションは簡単に失われてしまいますよね。 不満やストレスが溜まっているこの時期には、共にストレス発散する同僚とばかり連んでしまう恐れもあります。

そんなやり方ではモチベーションを更に引き下げてしまいますし、ストレス発散するだけでは問題も悪化するだけ。

しかし、1年以内の退職は、履歴書に傷をつけることになるでしょう。 次の採用担当や雇用先には印象が悪いでしょうし、一度出来てしまった経歴は誤魔化せません。

それでは、この90日間の壁を乗り越えるために、どんな対処法があるのか? ここでは考え方や具体的な対処法について、4つのポイントを紹介してみます。

・どんなに状況が悪くても、必ず解決策はある。 まず、どんなに状況が悪くても、必ず解決策はあります。 転職先で仕事を始めるにあたって大事なのは、正しいマインドを持っておくこと。 きちんと心構えを整えておくことで、はじめの3ヶ月に生じるであろう困難と立ち向かうことができます。

・転職先で達成したいことを明らかにする。 次に、あなたが転職先で達成したい目標を明らかにしましょう。 転職先での目標をしっかり定めておくことで、転職先から再転職…といった考えを遠ざけることができます。 また目標を達成していくことで、あなたの役職がキャリアに必要不可欠であることを思い出させてくれるでしょう。 ゴールがあれば、厳しい状況であれ切り抜けていくことができるはずです。

・上司に悩みや心配事を伝えておく。 また、上司と話す機会を設け、不安・疑問点などを伝えてみましょう。 ほとんどの場合、問題というのはあなたが感じているよりささいな物です。 そこで事業をより大きな視野で捉えている人に話せば、不安が晴れるでしょうし、あなたが抱えている問題について、有力なアドバイスを仰ぐこともできます。

・モチベーションが高い、または業績の良い同僚を見つける。 不安や心配をモチベーションのない同僚に打ち明けるより、楽しみながら仕事に取り組んでいて、成功している同僚と積極的に関わってみましょう。 モチベーションの高い同僚であれば、これからの仕事に自信を与えてくれるでしょう。他にも、仕事でうまくやっていく方法であったり、あるいは彼ら自身が、似たような困難にどう対処したか等、いいアドバイスも聞けるかもしれません。

この記事を読んでいる方に知っていただきたいのは、はじめの90日に直面するモチベーションの低下は、極めて普通の現象だということ。 この90日間を乗り越えるためには、まずこの現象は「起こって当然のもの」だと認識していただければと思います。 そこでまずは一度、合理的に状況と向き合い、同僚や上司と最善策を探ってみてください。そうすることで、最初は大げさに捉えていたことも、以前より小さく見えてくるはずです。 こうして迎えた90日の後には、モチベーションも再び上がってくることでしょう。 また、最初に見据えていた目標にも、集中して取り組めるはずです。

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